OFF SIDE バックナンバー         2005 3月分



もど



ヒデと福西  3.31

福西はクールだなぁ。
ヒデの熱弁をあきらかに避けてるテイが・・・“おまえ、るせーよ”ってね。
ただ、ヒデもそんくらいで怯んだりしないから、ますますしゃべりかけるね。
で、最後のほうは福西も、“やれやれ、わかったわかった”と、口の端に笑みが・・・

クールはヒデの専売特許だったはずだけど、時代は変わるのだ。
「勝ちゃあいいんでしょ」とバーレーン戦を前に言い放った福西は、ポジションを注意したヒデにも「おまえが下がれ」と言い返したそうだ。チームにアンタッチャブルな存在などないのだ。 いやー、福西はおもしろいなぁ。

そして、このふたりがボランチを組んだ・・・
ヒデは久しぶりに素晴らしいパフォーマンスをみせ、デシャンになりうる存在であることを改めて証明した。
一方、福西は地味な仕事に徹し、結果、中田英寿を立てた。

今の代表は、“監督が何も言わないから自分達でなんとかしよう”という、ある意味、
前人未到の境地に足を踏み入れようとしているんじゃないのか。

ジーコは“無能の人”を装いつつ実はやっぱり“全能の神”なのかもしれんぞ。
何もしないで勝つ・・・ガンジーか落語の名人に匹敵するな。
・・・両方とも違うと思うけど(笑)



気分爽快なれど、体はボロボロ  3.28

得点するとね。
何年ぶりかで2ゴール!!! 1点目はガラ空きのゴールへ流し込むだけ・・・こわっ
サイドキックで慎重に・・・サイドネットへ! あぶねっ
顔はクールも、心底ホッとする。入っててよかったーーー(笑)

2点目は左サイドからのセンタリングをダイレクトで。我ながら、よく腰が回ったものだと。福西か?残念ながら試合は2−3で負けたんだけど、ま、いいと。
ちゅーか、それほど残念だとは思ってないもんね。

これがクリーンシュートを決めたストライカーの特権ですね。
キキキサマ、自分さえ良ければいいのかっ! うーんと、だいたいいーの(笑)


■試合の後は試合観戦

ボロボロの体にムチ打って隣りのスタジアムへ。

隣りでよかったーー

←階段を上がりながら一枚

水戸ナットウズに4点叩き込み快勝す。

ちなみに、甲府の1点目は隣りのグランドでまだ着替えの最中。大歓声が聞こえアセる。


■ゴール裏は改修工事中

J1を視野に?

日曜で快晴無風なのに巨人のオープン戦よりはるかに客が少ない。くーっ

コンサバな県なもので・・・


■風林活火山

ナイスな垂れ幕の文句





VF甲府、今季初勝利!
オグ、バレー、藤田がからむ攻撃は面白い。見ていて楽しい。
チームメイト3人と感染・・・観戦するが、たまにはワイワイがやがや見るのもいいもんだ。男も3人寄るとかしましいぞっ。

にしても、酔ってビールをこぼし、前の席の人のジャケットを濡らして平身低頭したり、ゲームの最中に通路でストレッチをするのはやめましょう。
焼きソバと焼き鳥とニコニコポテトおごってもらったから、許すけど。



1日がどよよ〜〜ん  3.26

代表が負けるとね。
土曜日だからってわけじゃなく。なんか、さっぱりしないもの。

どやさ、フォーバック。ツネ様のフォーバック! 怖いわっ、まったく。
決勝点のヘディングを中で見ていたのが、加地とヒデだもん。そりゃ、食らうわ。
また、ジーコ解任要求デモが出張るぞ。

韓国もサウジに0−2でやられた。北朝鮮は試合に完勝して勝負に完敗した。
立ち上がりは、東アジア勢が苦戦している。
でもまだ、前半戦も終わってないわけだから。ここからここから。



「遠くにありて日本人」  3.24

昨夜、BSで動く木村浩嗣(ヒロツグ)をはじめて見た。
スポーツナビでリーガのコラムを書いているが、そーか、こういう人だったのか。
スペインのサラマンカに住み、地元クラブ「ナベガ」で少年たちを指導している。

このチーム、現在12連敗中!で、そろそろ監督のクビのあたりがスースーしだしている。
パパやママがうるさいのはどこも一緒だけど、スペインのパパ達は当たり前のようにサッカーが上手い。だもんでプレッシャーも余計キツい。

そんな木村氏の拠りどころは、子供達の笑顔だ。
負けても負けても彼らは楽しそうに練習場にやってくる。
だから親達になんと言われても信念を曲げるつもりはないが、子供達が練習に来なくなったら、辞めることに躊躇しないそうだ。

印象的だったのは、途中交代で引っ込めた子供を、試合そっちのけで諭すシーンだ。
その子は本来ならチームのエースになる技術を持っているのだが、性格がやや弱い。
だからわがままで、自分の失敗をすぐに他の子のせいにしたりする。

その時もブーたれて、まったく走らなくなったその子を、親の目の前ですぐに交代させた。そしてユニフォームを脱ごうとするのを(やることはイッチョ前だ)やめさせ、ピッチに背を向けその子に向かい合うのだ。サッカーはひとりじゃできないんだよと。

番組はちょっと感動的なエンディングを迎える。「がんばれベアーズ」みたいだ。
木村浩嗣に指導されるナベガの子供達はしあわせだ。
彼らに慕われる木村浩嗣も幸福だ。

木村浩嗣氏のコラムを読む



初体験  3.22

生まれて初めて、ゴールキーパーをやりました。
フットサルじゃなくて、サッカーの試合で。しかも無失点!!!
エライなぁオレは。

本来のGKがふたりとも都合がつかず、苦肉の策で私にオハチが回ってきたわけです。

寒かったのでTシャツの上にフリースを着て、その上にイタリア代表のジャージを着て、なおかつその上にエスパルスのユニフォをかぶり、軍手の上にイボ付きの軍手をはめるという軍手の重ね着をして、フィールドに出ようとするや、チームメイトからヒンシュクをかい、(着すぎっ!とか、ダルマかい?とか)しょーがないので泣く泣くアズーリのジャージを脱いだのでした(笑)

ピンチは何度かありましたが体を張って防ぎ(ウソつけ!)ちゅーか、ダルマだから手も足も出ないだけの話。だからクロスバーが1回助けてくれました。

今さらですが、サイドからサイドへ振る攻撃の重要さを再認識した次第です。
もうね、ちょっとゴール前で横に振られると、ついていけません。
ホント、ゴール広すぎっ! あんなもん外すフォワードの顔が見たい(笑)

で、無失点だったため後半も続けてやるように、ということでしたが、後輩のK君を脅して無理やり交代。めでたくフィールドへ戻ったわけです。

その途端3失点!クーッ、流れは変えちゃダメよ。
がしかし、最後にどフリーで絶好のチャンスが私に巡ってきた・・・
がぁしかし、シュートはキーパーの手をかすめ、クロスバーにハジかれたのでした。 

ゴールせますぎっ! 



メモる、メモる、またメモる  3.15

最近とみに物忘れがはげしい。
階段が鬼門ですね。階段をのぼったり降りたりするほんの数秒の間に忘れます(笑)
オレは何しに2階に来たんだろう? そんなんばっかです。クーッ

で、対抗手段として、なんでもかんでもメモするようになりました。ファンハールか?
それをちょっと紹介・・・してどーする?

・モリシ牛乳
・ユーコリン、コリン星に犬?
・ヨン様道
 「彼は“どれだけ人に与えられるか”に自分の価値があると思ってるのでは」
・君ぬいたら2人や
・家にいたとしても、幼稚さとつまらなさが男達に際立つ。弱い人を支える強さ、
 素直に泣く人間らしさ、筋を通すこと・・・たよりになる大人の生活者として、
 少年が男親に出会える場をつくってほしい。

メモといっても長いのもあるなぁ。

モリシ〜はなんかの雑誌(もう忘れてます)の森島の特集。
“すいません、牛乳ください”の文字の下で、体育座りしているモリシが振り向いて笑っています。いい写真だぁー。

ユーコリン〜は・・・
明石やさんま「コリン星にはイヌはおらんの?」
ユーコリン 「ハイ、犬はいません」
浅田美代子 「エーッ!?」

こ、こ、こんなくだらないことを・・・メモってどーする



サッカーの醍醐味  3.14

どういうわけか、「鬼龍院花子の生涯」を観てしまった。
故夏目雅子の「なめたらあかんぜよ!」のセリフで有名なヤツです。
わたくし、てっきり夏目雅子が鬼龍院花子さんだと思ってましたが、違いました。

で、極道の妻役の夏目雅子がヤクザもんを前に、あのタンカをきるものだと思ってました。これまたぜんぜん違いました。
あれ、死んだ旦那(左翼の運動家)の家族を前にして言うセリフでした。

「鬼龍院〜」は劇場では観ていませんから、当時さんざん流れた宣伝用テレビスポット「なめたらあかんぜよ!」だけで、20年以上勘違いしつづけていたわけです。

話はコロっと変わって・・・
磐田と名古屋の試合、0−3でアウェーの名古屋が勝ちました。
名古屋ファンというか、サッカーファン理想の“至福の一瞬”が舞い降りた試合でした。
それは名古屋の3点目です。

ボールが右サイドに出た瞬間から、スタジアムにゴールの予感が立ち昇ります。
完璧なセンタリングをヘディングすると、ボールはクロスバーにあたり下に落ちます。
マルケスが詰めるとキーパーとスクランブルになり、ボールがこぼれます。

一瞬、時が止まります。

ボールのこぼれた先を誰もが目で追った刹那、クライトンが出現します。
まさにどこからともなく忽然と現われ、といった感じでゴールに叩き込みます。
それはそれは見事な、絵に描いたような、サッカーの醍醐味そのものです。

静止から開放へ・・・息をのんだ直後、歓喜し絶叫する。
こんな滅多にない至福の時を名古屋サポーターは堪能したのです。
それも磐田(サッカー専用)スタジアムのアウェー側のゴール裏、自分たちの目の前で。おまけに1点目も2点目も同じサイドで入っています。

ゴチになったうえにオミヤまで・・・ぜーたくが過ぎるでよ。みゃーみゃー



読まず嫌い王  3.10

ババババルサが・・・あああ悪夢じゃ
ロナウジーニョのトーキックでいけると思ったのに。
ついでにレアルもマンUもアーセナルも・・・なんてこった!

だからサッカーはおもしろいんだけどね。

久しぶりに(去年のVF甲府の最終戦以来)友人でサッカー小僧のハっちゃんと会った。
いつもと変わらず、缶コーヒーでサッカー話。モーニーーン、ショオット!
帰り際、オレんとこの本棚を見てハっちゃんが「村上龍、おもしろい?」と聞く。

「まあまあ」と曖昧な私。するとハっちゃん、その顔と体型に似合わずスルドい指摘を。
「村上龍と馳星周とゴスペラーズのリーダーの共通点わかる?ポルトガルファンてこと」
おおーっ、まさに!

ハっちゃん理論によると、ポルトガルファンを気取るヤツには同じ臭いがするんだと。
ま、早い話、「半可通」「しったか」「おナル」、ちょっとボクは人と違うヨみたいな。
おおーっ、まさに! 

ポルトガルが好き!なんて臆面もなく言えるヤツは・・・確かにロクなもんじゃねーな。
パウロ・ソーザが好き・・・ってヤツは同志だけど。
ここらへん、ビミョーですね(笑) オレもじゅーーーぶん「半可通」でおま。



赤ん坊はかーいー  3.07

友人のところに去年生まれたふたごに会いに行ってきた。

ドアを開けると、そこには鳩が豆鉄砲くらったような4つの可愛い目が。
身じろぎもせず、ジーーーーっとこちらを見上げている。
フリーズ状態の超かーいー男女のふたごを抱き上げると、温かくてミルクの匂いがした。

怪獣の襲来にもすぐに慣れたふたりは、まったく泣きもせず元気に動き回る。
まだ歩けないものの、ハイハイでオレの足元にやってきて、スポンにつかまりながら立ち上がる姿は感動ものだ。

赤ん坊はそんなことは覚えていないが、オレはずーーーーっと覚えているさ。
ほんで、小学生ぐらいになって小生意気になった頃、言ってやるね
「おめーは赤ん坊の時、オレの足につかまって立ったんだぞ」かなんか(笑)

天然だった女性は、やさしい旦那と素晴らしい家庭を築いていた。

帰りに喫茶店で、ブラジルで1位に輝いたというコーヒーを飲んだ。
確かに美味かった。
かーいーふたごを見た後だから、なおさらね。



桑田佳祐に聞き惚れる  3.03

水曜の夜、いつものようにフットサルをやってクタクタ×100状態で寝ようとすると、桑田がWowowで「ワイルド・シング」を歌っている。なんじゃ、と目が覚める。

毎年恒例の「名曲コンサート」だ。そんないい加減なタイトルであるはずないが(笑)

例のAAA、アクト・アゲンスト・エイズの一環ですね。再放送です。
今年(去年か)のテーマは“THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK”

ザ・フーの「キッズ・アー・オーライ」ストーンズの「♪ルーービーールービチューズデイ」、ピンク・フロイド「あなたがここにいてほしい」

おーーーっと、出ました、クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」アレンジも音色もほぼ原曲通り再現してます!おーーーーっと、つづけて「21世紀の精神異常者」までやっちゃってくれてます。感涙ものです。                                 

※参考までにレコードを取り出してジャケ撮影(笑)
これこれ→
あまりにも有名なイラストです。

何年ぶりかにお目にかかりましたが、相変わらずインパクトあるなあ。

さて、桑田の歌は、「アローンアゲイン」を夫婦でデュオったり、Tレックスやボウイ、エルトンなどと続いていくのですが、そこらあたりからそろそろオレの意識が怪しくなっていきます。もったいねーっ! 大音量でかけながら寝てしまう、というパターンです。

今さら言うまでもないが、桑田佳祐はソングライターとしてもボーカリストとしても天才だけど、ギタリスト・桑田もなかなか渋い。このコンサートでもアコギで味のあるスライドを弾いていた。何の曲かはさっぱり覚えていないが・・・情けねー。

後で確認したところによると・・・
「ハイウェイ・スター」や「青い影」もやったらしい・・・くーっ
おーいWowow!もいっかいやってくれ。今度こそちゃんと見るから。



はや3月  3.02

花粉はどーなんだ?
花粉情報によると、“やや多い”らしい今日この頃・・・大丈夫だぞ!きてねーぞ。
といいつつ、雨の日にクシャミが多発するのはなぜ? 雨アレルギーってあるのか?

さて、アカデミー賞、作品賞をクリント・イーストウッドが受賞しました。
なにを隠そう「ダーティーハリー」こそマイフェーバリットです。
100回観ても飽きない映画なんて他にはありません。

今観ても、冒頭のシーンから釘付けです。もう抜けやしねー。
完璧に映画のリズムにハマってしまう、としか言いようがありません。
もちろん、しょっぱなの「ダーティーハリー」のみです。ドン・シーゲル監督の。

オスカーとは無縁にイーストウッドは過ごしていましたが、フランスや他ならぬ日本からの称賛の声に、近年ようやくアカデミーも超重たい腰を上げ、その映画作家としての才能を認めることになったわけです。おせーんだけど。

で、かたやスコセッシは、またスカをくらいました。
また、「モーター・サイクル・ダイアリーズ」が歌曲賞?を受賞したりと、相変わらずアカデミー賞はよくわからんすね。どーでもいい賞、っちゃーそれまでだけど。

そうそう、授賞式の録画を頼まれたものの、ビデオがぶっ壊れてしまい、ねーちゃん(ホントの姉)には悪いことをしてしまった。スマンの。
来年は大丈夫・・・まだ鬼も笑わんか。



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