OFF SIDE バックナンバー         2005 7月分



もど




「サッカー部、夏」その2  7.29

えーと、昨日のつづきです。
採用された投稿のもうひとつは・・・

◎長袖で厚手のユニホームしかなく、「こりゃ無理」と判断したオレたちは、
 白いTシャツに背番号をテキトーに縫い付けて、予選に出場した。


これも実話です。
当時、ユニフォは一種類しかなく、長袖でした。
しかも現在の吸湿速乾素材などあるはずもなく、NO吸湿やたら遅乾(痴漢じゃないのよ)の、夏には最悪のものでした。

これじゃあ、試合の始まる前にすでに負けてるなぁ、と考えたオレたちは、
「よし、白いTシャツでやるべ、そうするべ、そうするべ」
と、話はあっという間にまとまり、実行に移したわけです。

背番号は、古い古いユニフォをかき集めて持ち帰り、各自、ママやばあちゃんに頼んで縫い付けてもらったんだと思います。

そうはいっても、つける位置や間隔はバラバラで、かなりカッコ悪く、相手チームや審判の先生からは、元がTシャツであることはバレバレでした。
でもまあ、当時は牧歌的なもので、笑って許してくれたんだと記憶しています。

肝心の試合といえば、苦労の甲斐もなく負けました。
ちゅーか、夏が過ぎ秋が来てもオレたちは一勝もできませんでした。
“まだ一回も勝ったことがない”というのが合言葉になるほどでした^^

恥を忍んで書くと、紅白戦で一年生チームにもよく負けていましたし、
ハンドボール部とやった遊びのゲームにも負けました。
さすがにこの時はショックで、途中から本気になりましたが、追いつきませんでした。

“背番号をテキトーに縫い付ける”がまさにオレたちの体質そのものを表していました。
高校2年の夏でした。
・・・初勝利はまだずっと先のことです。



「サッカー部、夏」  7.28

サッカーマガジン誌、“サッカーの素”コーナーのお題。

二日遅れで見てみると、見事採用されていた!
そのまま載せておこう・・・

◎汗っかきのキャプテンが座っていた場所に残る、ケツ型のシミ。

これは太字採用なので、記念品が出ます^^
もちろん実話で、わがキャプテンは“バカっぽり”と呼ばれていました(笑)
呼び名の通り、尊敬はされていませんでしたが、愛されてはいました。

どんなに暑くても、サッパンの下に海パンを履いていましたから(青いトランクスタイプのヤツ)汗をたっぷり吸収し、溜まる、蒸れる、染み出す、の三拍子そろっていたのです。 ・・・きたねー^^

「ポリポリは大国せんべい」とオレが振ると、
「アラレもアラレ〜〜〜」と応えてくれました。ね、バカでしょ。
ちなみにキャプテン・バカっぽりは、現在、警察官です。
バカが取れて、ただのポリになったわけです。よかった、よかった。

今週号では、もういっちょ採用されましたが、それはまた次回。



セルティック  7.26

かれこれ20年前に買った
セルティックのユニフォ。

一緒にマンチェスターCと、フラメンゴのヤツも購入したが、それはタンスの肥やしとなり、よく着ていたのがこのセルティック・バージョン。

今回、俊輔の移籍を記念して?、超久しぶりに引っ張り出してみました。

このカラーリングがなんともカッコいいのですが、緑と白の組み合わせは思いのほかハデで、これを着こなすには、着る人間もよっぽど姿勢がよくないと、キマりません。


 四葉のクローバーのエンブレムも、
俊輔の前途を予見するようで縁起がいいぞと。

見て分る通り、創立が1888年です!
凄い歴史と伝統。

レンジャーズとのグラスゴーダービーは
まさにクラシックで、それはそれは強烈です。

確か、カソリックとプロテスタントとの戦いでもあるはずです。
セルティックがどちらか忘れましたが。

スペインじゃないの〜〜〜と、残念に思うことはありません。
オファーを出していたリーガのクラブより、はるかに挌上です。
なにより、スポーツiで観られるもんね。楽しみじゃーっ!

えーと、ついでに“緑と白”つながりで、愛用しているパルメイラスのビブス・タイプも紹介しておこうっと。

白いTシャツに白いサッパン、おまけに白いストッキング、早い話、白だらけの上にこれを超ラフに着る!

たんなる自己満足の世界です^^

ビブは小デブもごまかせるし。

俊輔はすぐに“緑と白”を自分のものにするでしょう。



本山と石塚  7.22 

本山雅志と石塚啓次。
当初の予定では、この2人が日韓02の時の中心だったはずだ。

誰の予定って? オレの^^
それこそ勝手な思い込み、大きなお世話ってヤツです。
本人達にしてみれば、えれー迷惑な話に違いない。

今日、暑くて汗だくだく、ボーっとした頭で考えていたのが、なぜか2人のことだった。
以下、独り言&独白・・・同じか^^

“なぜジーコは本山を呼び続けるのか?”
・・・オレと同じように、本山のファンだからじゃねーのか?

“あの時の本山に匹敵するヤツはいない”(高校選手権ね)
・・・古賀も宮原も中田浩二も、かすんでたもんなぁ

“あんなデカい才能にはめったにお目にかかれないぞ”
・・・水谷っていたなぁ、あと小松、田嶋幸三もまあまあ(笑)
   本山に比べりゃナカータも華がなかったし・・・
   おおっ、石塚がいたな

“石塚、あれは伝説になったもんな”
・・・登場しただけで国立の空気を変えたヤツなんていたか?プロでもいねーよ
   テレビ観てたオレの周辺の空気も変わったぞ、コイツぁーすげーっ!

とまあ、延々とこんなことをね。
それもこれも、朝新聞で“本山丸刈り”という記事を読んだため。
「一度やってみたかった」・・・なんだって。

石塚なき今(生きてるよ)、あとは本山と久保のコンビの可能性に賭けたい。



なにも教えることはない  7.05

アナウンサーの名前だけで、サッカー中継を観ることになろうとは!それも小学生の!!

その罪なアナウンサーの名は・・・倉敷保雄
日曜の昼下がり、チャンネルをすっ飛ばしている目に、保雄ちゃんの名前が映る。
なぬっ、おこちゃまの試合なのに、と思っていると・・・

そこには、声のトーンもしゃべくりのスピードも、やけに落ち着いた倉敷アナがいた。
解説はこういう試合にありがちな、県のサッカー協会のおエライさんだったと思う。
はっきりいって、解説がじゃまだ。倉敷アナひとりで十分なのだ。

選手の名前や決勝までの経過など、基本的なことはもちろん、両チームの特徴から戦術、監督の采配など、ちょっと突っこんだところまで、初見のオレにも非常に分かりやすい、それはそれは見事な実況だ。

なにより気持ちいいのは、彼がサッカーを知っていることだ。
ま、これに尽きるんだけど。
ピッチ上を見渡せば、何をどう伝えればいいのか、瞬時に判断できるんだと思う。

マリノスのプリマベーラのサッカーは、観ていて楽しいものだった。
彼らも倉敷保雄に実況してもらったことの幸福を、いつかわかるだろう。

初めて彼の実況を聞いたのは・・・
長くなりそうなので、日を改めて書こうっと。



ウェルカムバック、ジャパーン  7.04

なんだか、Jリーグを観るの、久しぶりな感じだぞ。

ジェフVS楽天、レッズVSアルビと、2試合テレビ観戦。
日曜日には、石山愛子ちゃんを10分見たし。でも正味だと1分位か?
お顔が見られる時間は“1試合でひとりがボールに触る時間”くらいの割合だと思う。

ヴィッセルはパベル2世が監督やってんだ。
ホームであのサッカーということは、はや残留狙いに的をしぼったんだな。
ブーイングも出てなかったし。ロデムやポセイドンが欲しいところだ。

千葉のハースの上手さ、はじめて納得しました。おそっ
FW登録ですよね、あの人。全員に追い抜かれていくフォワードはクールです。

レッズ/アルビは・・・あまり印象に残ってないなぁ あれ、どうしてだ?
あぁ、8時から「義経」観ちゃったんだ。上戸彩と石原さとみが泣けて泣けて
・・・スマン

さて、甲府は2位だ!
でも、京都はどっかへ行ってしまったから、なんだ、実質首位じゃねーの!!!
「単独首位」・・・うーん、なんと甘美なひびき。 一生、言ってろって?



日本戦とは別の顔  7.01  

あのアルゼンチンに4−1だもの。
マイ楽器、持ち込みだもの。

アドリアーノとカカの速いこと速いこと・・・日本戦はなんだったんだ!
試合が始まってすぐ、ロビーニョが右コーナー付近で魅せたマジックも印象的だ。
何をどーやったのか、口では説明できないが・・・

サッカーはボールをコントロールするゲームである、ということを実感させてくれる。
システムや数字の並びじゃないのさ。

ドイツ、キッカー誌が選出したベストイレブンに、中村俊輔の名前がある。
攻撃的MFの部門で、あとふたりがロナウジーニョとリケルメだ。スゲーぞ!
しかも、予選落ち組ではただひとりの選出だから余計価値がある。

ただ、このイレブン、DFのセンターにコロッチーニが選ばれている。えぇ?
ヒジの使い方部門じゃ断トツだと思うが。
アルゼンチンのDFはもともとハードで汚いのは有名だけど、アイツは、ほとんど最初から足を狙うもの。ビジュアルにだまされるなっ!

さて今回、絶賛の嵐が吹きまくっているが、何を隠そう(隠してねーか)日本代表は1勝1敗1引き分けで予選落ちだった。来年の本大会の組み分けもこんな感じになるはずだ。
超強力な国がひとつ、ヨーロッパの実力国がひとつ、アフリカか中米がひとつ・・・
日本はグループの3番手か4番手に位置しているし、そう見られている。お客さんだ。

当然、上のふたつはお互いはつぶし合わずに、お客さんから勝ち点を奪いにくる。
どーですか、お客さん! 1,2,3、イヤだぁーっ!

楽観と悲観・・・さぁ、あなたはどっち?


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